テキサスバーガーが売れている

期間限定で売られていたマックのテキサスバーガーがえらく売れているらしく、発売期間を延長して、今度は数量限定で1月末まで売るとのこと。そもそも、テキサスバーガーはマックのビッグ・アメリカシリーズの一つで、今後、ニューヨークバーガー、カリフォルニアバーガー、ハワイアンバーガーと続くらしいのだが、このようなシリーズものの期間限定、数量限定というのは、希少性を訴求するマーケティングの基本的な戦略である。マックが上手なのは、メディア戦略をさらに絡めているところ。CMでの露出はそんなに大きくないのだが、最近はやりのネット口コミでうまくテキサスバーガーを魅力的な商品として演出している。これがマックの1日当たりの最高売上更新などニュース性のある情報となり、広宣費をかけずとも勝手に新聞に取り上げられ、さらに売れるという好循環となっている。この一連のマーケティング戦略を担当している人にぜひ一度会ってみたいもの。