ゴルフアカデミー入校

今日から5日間、ヒルトン(泊まっているのはマリオットなのだが・・・)のゴルフアカデミーのプログラムである。有休の間にどこへ行こうか色々と悩んでいたところ、せっかくのまとまった休みで、かつ妻が一緒に休みを取れないので、じゃあ一人でゴルフのレッスンをきちんと受けようと思い立った。最初の3日間は個別技術の練習方法の習得とラウンドレッスンを受けられ、5日間ずっとコース周り放題、打ちっ放し使いたい放題で約1,000ドルなのだが、日本で同じようなプログラムを申し込むと倍以上するはずである。我ながらインターネットでうまいプログラムを探し当てたものである。


朝、ホテルにほど近いスクールに着くと、日本からわざわざマートルビーチまでゴルフスクールに現れる日本人とはいったい何者かと噂になっていたらしく、先生から「お前か」との第一声。そんなに変なことをしているつもりはまったくないのだが。クラスメイトは3名で、カナダから来ている30代後半の男性、ニューヨークから来ている母親と高校生の子供という構成。今日の午前中のメニューは、ショートゲームのうちパッティングとチッピングの練習である。チッピングとピッチングとの違いを恥ずかしながら今日初めて知ったのだが、チッピングとは、1/3宙を舞って残りの2/3をピンに向かって転がる打球のことであり、ピッチングとは、逆に2/3宙を舞って残りの1/3をピンに向かって転がる打球のことを言うのだという。日本人の特性なのか、大雑把な外人勢に比べてボールがピンの近くまで寄る確率が高く、先生から妙に誉められる。


午後はラウンドレッスン。コースをラウンドしながら先生がショットのまずかった点、改善する方法などをライブで指摘してくれるのは思った以上に効果的である。まともな練習時間を割けない分、このように的確に先人のアドバイスを受けることはやはり大事だということを再認識した。レッスン終了後、そのまま生徒4人でラウンドを続ける。平日ということもあり、後ろからのプレッシャーがないのがありがたい。天気がよくてすっかり日焼けしてしまい、体もさっそく筋肉痛気味だが、ゴルフ強化週間のよいスタートが切れた。大味のアメリカ料理が続き、早くもご飯が恋しくなってきたので、ホテル近くの中華料理の店でテイクアウトし帰還。