早いものでもう帰国

早いもので、充実したアメリカ旅行ももう帰国する日になってしまった。今日は普通の勤務日のKに遅刻を強要して申し訳なかったが、ダレス空港まで送ってもらい、チェックイン。真ん中の平日なので、妙にチェックインカウンターもセキュリティチェックも空いており、いつに増してスイスイと手続が進んでしまった。セキュリティチェックでは、おそらく新兵器と思われる、圧縮空気が無数のノズルから吹き付けられる機械に当たり「靴を履いたまま通ってよい」とアメリカでは革新的な指示を受け、一瞬ぬか喜びしたが、ゲートを通った後に「靴を脱いでX線検査に通せ」と言われ、単に前後関係が変わっただけの話。いったいどこがどのように新兵器化しているのだろうか。


ダレス空港のデューティフリーはおそろしく貧弱なので、余ったドルを使ってお菓子だけ買い、ラウンジでダラダラと飛行機を待つ。それにしても、どうしてアメリカ人はどこでも(静かな場所でも)平気で携帯電話でくだらない話を大声で話しているのだろうか。これも日本人との文化感の違いだと思うが、非常に耳障り。


例によって時差の関係で飛行機に乗ってアラスカ越えをしたあたりで今日は終了。眼下には珍しく雲一つないアラスカの雪一面の光景が広がっており、これは結構感動。とはいえ、機内がガラガラとはいえ14時間のフライトはなかなか苦行である。