ニューハンプシャー予備選

2年間通っていた大学のあるところなので、ニューハンプシャーの予備選は人並み以上に注目していた。共和党はあっさり結果が出たものの、民主党は結果が出るまでかなり時間がかかった。結果は、下馬評ではニューハンプシャーでも苦戦が伝えられていたヒラリーがオバマを破り、何とか踏みとどまった。ここでオバマが勝っていれば、ビッグチューズデーでヒラリーが盛り返すのはなかなか大変だったのではないか。やはり女の涙は強い武器である。個人的には、大衆迎合的なオバマよりもヒラリーの方が、理知的であり、決断力もあり、ファーストレディとしての8年間の経験値もあり、大統領としてふさわしいように思う。それにしても、二人の激戦のお陰で共和党はどんどん陰が薄くなるが、党としてどうやって存在感を示していくつもりだろうか。


ところで、僕にかつてアメリカ大統領選の見方のおもしろさを教えてくれた蒲島先生が熊本知事選に出馬するとのこと。苦労人だけにぜひ頑張って欲しい。学問と実務はまた違うかもしれないが、暖かいハートを持った人なのできっとよいリーダーになるはず。