栃木市行

雪の予報の中、とある会合に出席するため、北千住から東武電車に乗って栃木市へ。この路線自体乗ることはほとんどないが、栃木市へ行くのも生まれて初めてのことである。区間快速という変な呼称の6両編成の電車に乗り、東武動物公園までは早かったものの、そこから先が各駅停車になってしまい(まさに区間快速と納得)、結果1時間半かかってしまった。なかなか立派な高架駅で、降り立ったときは街がさぞ発展しているんだろうと思いきや、駅を一歩出ると、昼ご飯を食べるところに困るほど閑散としていた。後で知ったのだが、中心市街地は駅から歩いて15分くらいのところにあり、そちらはなかなか趣のある街並みで一安心した。倉敷の美観地区に似た雰囲気を持っており、もう少し磨けばもっと観光客を呼べそうな感じ。

昼過ぎに開始した会合の途中から外では雪が降り始め、どれほど積もるのだろう?と危惧したのだが、途中から雨に変わり、結果積雪はほとんどなかった。会合の後は、おいしい栃木牛をステーキで食べさせてくれ、なかなかの美味。本当に栃木市内の牧場で生産されているとのこと。夜中まで飲んでそのまま市内のビジネスホテル泊。

ところで、栃木県の県庁所在地がなぜ栃木市でなくて宇都宮市なのかという疑問があるが、地元の人によれば、明治維新後にどっちを県庁所在地とするか議論した際に、栃木が名を取って、宇都宮が実を取ったということらしい。