タクシー代500万円?

国交省の地方整備局の職員がタクシー代を年間190日、500万円使用し、それが道路特定財源から支出されていたというニュース。もしこの職員が本当にすべて使っていたのだとしたら、使う方も使わせた方もすごいなというのが率直な感想だが、いったいどうなっているのだろうか。理由を考えると、(1)本当に仕事が大変で、終電で帰れず連日タクシー帰りしなければいけなかった、(2)終電に間に合うのにタクシーで帰ったなどこの職員個人の不正利用があった、(3)組織が職員以外(政治家など)にタクシー券を渡し、それを処理するためにこの職員の名前を使ったーくらいだろうか。もしかしたら複合的な要因があるのかもしれないが、真相究明をしっかりやってもらい、膿を出し切ってもらいたいところ。偏見も入っているかもしれないが、地方支分部局の職員がそんな連日夜なべ仕事しなければならないほど忙しいとも思えないし、もう少しコスト感覚(1日3万円弱の追加コストを払ってまでやる意味のある仕事なのか)をしっかり持つべき。