ブレッツェル

quechee2008-04-22

ドイツの有名な料理の一つにブレッツェルがある。アメリカには同じ名前のお菓子があり、アメリカ人が好んでボリボリと食べている光景をよく見かけるが、その本格バージョンである。形は色々とあるのだが、基本的に表面が焦茶色で硬く、中が柔らかくなっており、味はちょっと塩っ辛くて、粗塩が付いていたりもする。バター味が付いていたり、甘味が付いていたりするバージョンもよく見かける。アメリカ版のブレッツェルについて、「何でアメリカ人は好んでこんなのボリボリおいしそうに食べているんだろう?」とずっと考えていて、ドイツ版のブレッツェルも同様に考えていたのだが、この前ヨーロッパに来たときに空港で他に何も食べるものがなくて初めて手を出してみた。これが予想に反して結構おいしくて、それ以来ブレッツェルがあると、つい手が出てしまう。同じように見えるドイツ版のブレッツェルでも、大きさはもちろん種々諸々だし、あごが疲れるほど硬く仕上がっているものもある一方で結構柔らかいものもあり、塩味の付け方も店によって違う。フランスのバゲット文化とちょっと似ているのかもしれない。