乱戦模様

自民党の総裁選関連の情報をアップデートしようと思い、報道2001サンデープロジェクトとを見た。本命:麻生、対抗:与謝野、単穴:小池、連穴:石原(その他泡沫)という構図なのだろうが、マスコミで報道されているような経済政策の違いというよりは世代間闘争と捉えた方が正解だろう。麻生、与謝野ではおそらく何も変わらず、旧来の自民党のやり方を踏襲して逃げ切り世代に厚く、若い世代に厳しい政策運営を実施するはず。方や小池、石原が間違って?次の総裁に選ばれた場合は面白い。党内基盤が脆弱なので思い切ったことができないと思われているが、逆に小泉さんのときと同様になりふり構わず実績を作ろうとするのではないか。総選挙が目の前に迫っている自民党衆議院議員たちがちゃんと世間の空気を読んでいて、選挙の顔として誰を担ぐべきかを真剣に考えるのであれば、小池、石原にも目は残っている。麻生、与謝野では選挙は惨敗だろう。

民主党の世代間闘争で若手が完敗しているところを見ると、パワーバランスだけではまだまだ年寄り世代が強い。自民党の方も簡単には若手のクーデターは成功しないのだろうが。