鬼怒川温泉

鬼怒川温泉へ1泊旅行。隣の日光へは数回来たことがあるが、鬼怒川温泉は名前は聞きつつ実は初めての訪問。バブルが弾けて地域全体で相当地盤沈下してしまったと聞いてはいたが、日本有数の温泉街であることに変わりはなく、一度は訪れておきたいという意図。東北道から宇都宮日光道路に入り、国道をちょっと走れば着いてしまうので、アクセスは極めてよい。今回泊まったのは、産業再生機構が入ったという鬼怒川金谷ホテル。真山さんの「ハゲタカ」でも触れられている栃木の超有名ブランドである金谷ホテルがどうして経営不振に陥ってしまったんだろうと思ったが、建物が豪奢で、おそらく新築当時はスペックが高すぎたのだろうなあと想像がつく感じ。何となく気になったのは、ハードウェアがきちんとしており、料理もおいしいものの、ソフト面(従業員の応対や連携)がちぐはぐしているところ。日本のホテルでは結構あるパターンなのだが、どうしてこうなってしまうのだろうか。まあせっかく来たのだから、あまり文句は言わず、くつろがせてもらおう。