ようやく解散

時機を逸した損切り失敗解散である。論点は民主党がどれだけ勝つのか、逆に言えば自民党がどれだけ負け込むのかということに尽きる。マイナーな論点として、渡辺さんや平沼さんといった第三極が政界再編のキープレイヤーとなり得るだけの結集ができるか、当選議員数を集めることができるかという論点もあるが、結局自民党の中川一派の離脱がなかったため、そんなに大きなうねりにはならないか。40日後にいったいどういうことになるのか楽しみである反面、民主党政権運営能力が明らかとなったその後の衆院選が実は大事な選挙なのかもしれない。