アコーディアのゴルフ場

久しぶりに妻とゴルフ。昨日の宮里藍の優勝や、プレジデンツカップにおける石川遼の活躍などを見て、イメージトレーニングだけはばっちりである。今日行ったのは、習志野カントリークラブ空港コースというゴルフ場で、「習志野」という地名が付きながら実際の場所は成田空港から30分ほど更に東へ行ったところにあるという詐欺みたいな名前。アコーディアが管理しているゴルフ場である。

ゴルフ場版のハゲタカと揶揄されることもあるアコーディアだが、そのゴルフ場は安いプレイフィーと合理的なコスト削減経営の両立を実現しており、好きである。基本的には人件費をどれだけ削減するかということが眼目なのだろう、精算手続など自動化できるところは自動化し、セルフプレイを推奨し、今日行ったところではゴルフバッグの積み卸しまで自分でやるようになっていた。まあ、実はアメリカの草ゴルフでは当たり前のことを日本でやっているだけなのだが。それでいて、コースの管理はきちんとしており、また日本では通常禁止となっているカートのコース内運転もOKとなっている。後者はプレイヤーにとって至便であるだけでなく、スロープレイの回避につながり、プレイヤーの回転率の向上にもつながっているに違いない。アメリカのゴルフ場のプレイフィーの安さとの比較では、これだけ削ればもっとプレイフィーは安くできるだろうと思うが、どうなのだろうか。なお、アコーディアの業績をクイックに調べたら営業利益率は15%前後で推移しているようで、日本全国に赤字のゴルフ場が散らばっている現状からすれば出色の利益率である。傘下のゴルフ場が今後更に増えてくれば、特に知名度の向上、会員数の増加による規模の経済も更に効いてくるに違いない。