空飛ぶタイヤ

池井戸潤の小説「空飛ぶタイヤ」、まだハードカバーの時代に読破し、近年にないよい出来の社会派の小説だと思っていたが、WOWOWでドラマ化されたものがDVD(三枚組)になったということで、一気見した。実際に起こった某自動車会社のリコール隠し問題を題材に、それをデフォルメしたものである。よい小説の常か、やはり原作の方がよいと感じたが、こちらのドラマもこれ単体で見ればなかなかの出来なのではないか。