独法の役員ポストへの応募がない

民主党政権に代わってから、天下りの廃絶に向けて行ったことの一つが独立行政法人の役員の公募。しかし、なかなか応募がこないらしい。そりゃそうだろうとも思うが、そもそも多くの独立行政法人で行っている業務自体がそれほど面白そうには見えないし、世間的には特殊法人時代から相も変わらず役所のコントロールを受けているように見えるのだろう。仙石さんは「民間でラインを外れた人に応募してほしい」とまで言ってバーゲニングしているようだが、それであれば若手官僚の登竜門にして各省の精鋭を配した方がずっとよいのではないか。