兼六園&金沢城

quechee2010-03-22

金沢と言えばやはり兼六園ということで、朝っぱらから出かける。15年くらい前に来たことがあるはずなのだが、当時とはだいぶ雰囲気が違っている印象を受けた。一言で言えば、記憶の中の兼六園よりもだいぶ広いのだが、いったい、この記憶と実物の齟齬はどうして生まれてしまったのだろうか。デフォルメされた記憶というのは恐ろしいもの。それにしても、改めて立派なお庭である。こんなものを造って維持できてしまう前田家はすごい。

金沢城は、前回来たときはおそらく跡形もなかったもので、どうもかなりの予算を投入しながら復元しつつあるもののようだ。予算を投入してまで造るべきものかどうかはともかく、そういう意味では、古い建築物特有の雰囲気はなく、あくまでも、「昔はこうだった」ということが学べる施設にとどまっている。外人受けはしそうだが、広大な敷地にいったいどこまで増築していくつもりなのだろうか。